詳細はパンタロンのウェブサイトでご確認下さい
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talk_00|プロローグ秋山伸+堤あやこ[シュトウッコ]|聞き手=椎屋智晴[デザイナー/パンタロン]
チクチク・ラボラトリー、エディション・ノルト、オプテクスチャーなど、シュトゥッコの近年の活動を概観し、事務所設立から現在、また組織解消後のこれからについて、シュトゥッコの中心メンバーである秋山+堤に聞きます。

opening party|オープニング・パーティー「まだ散らかってますけど、どうぞ!」|フード朝田直子[Hitsuji-do]
トーク終了後に、秋山の故郷である新潟で丁寧に作られた、野菜やお米を使ったシンプルなフードをご用意して、オープニング・パーティー「まだ散らかってますけど、どうぞ!」を行います。

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11/27
talk_01|文字/本/アジア大原大次郎[グラフィック・デザイナー/OMOMMA]
杉浦康平氏の指令を受け、11月4-5日に韓国で開かれた東アジアのブック・デザインのシンポジウムに参加してきたばかりの二人がその体験をレポートし、お互いのプレゼンテーションを見た感想を語り合います。デザインにおける〈アジア〉とは、そしてデザインにおける〈世代〉とは。

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11/28
parasite workshop|大原大次郎/パラサイト・ワークショップ 「出張少年タイポ」
シュトゥッコ展の展示スペース内で、大原氏がガリ版印刷を使ってZINEをつくるワークショップ「ガリ版少年タイポ」を行います。頭で考えても出ない線や構成が生まれる思考をほぐすワークショップ。驚きや偶然性を体験してもらうことで、普段見ている景色が少し変わるようなヒントを発見できるでしょう。

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12/4
talk_02|本というメディア中谷礼仁[出版同人アセテート代表・建築史家/早稲田大学准教授]
建築史家でありながら、埋もれようとしている優れた建築的成果を編集・公刊する組織「アセテート」を主宰し、現在建築学会の機関誌『建築雑誌』の編集長をつとめる中谷氏は、エディション・ノルトの本を受け取った人の中で唯一批評的なコメントをブログにアップしました。その中谷氏をゲストに〈bind it〉(綴じること)の意義と問題について語ります。電子の本はどう綴じられるのか? そして本の理想的形態とは。

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12/5
talk_03|編集・出版荻原富雄+飯尾次郎[編集・出版者/メディアデザイン研究所]
『GS』『都市』『InterCommunication』『10+1』と常にオルタナティヴな思想/批評誌を仕掛け、現在自ら『SITE ZERO/ZERO SITE』誌を出版するメディアデザイン研究所代表の荻原さんと、同誌の現編集人の飯尾さんをゲストに、批評誌の生と死/サバイバルについて、そして批評とデザインの関係について語ります。

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12/11
talk_04|タイポグラフィーイエン・ライナム[クリエイティブ・ディレクター/デザイン・ジャーナリスト]
グラフィティーとタイプ・デザインの関連性を論じた「Parallel Strokes」の著者であり、『アイデア』誌への寄稿などで日本でも活躍するデザイナー/ジャーナリストのライナム氏が、ベルリンのグラフィック・デザイン誌「Slanted」のための秋山へのインタヴューを公開で行います。

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12/19
talk_05|現代美術吉井仁実[ギャラリスト/hiromiyoshii代表]
泉太郎などの才気ある日本の若手作家を発掘し、また、クリスチャン・ホルスタッドなどの海外の異色作家を日本に紹介してきた気鋭のギャラリスト吉井氏をゲストに、ギャラリー設立当初から7年間にわたるhiromiyoshiiとシュトゥッコの協働を語ります。現代美術とデザイン、そしてギャラリーのスタイリングとは。

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12/24
talk_06|写真鈴木理策[写真家/東京芸術大学准教授]
「Jun Aoki Complete Works |2|」、「鈴木理策  熊野 雪 桜」で協働した鈴木氏をゲストに、写真と写真集について語ります。写真家にとって写真集とは何か? 写真集に何ができるのか? 印画紙と印刷紙の違い。展示空間と本の違い。

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12/25
talk_07|音楽畠中実[美術・音楽批評/ICC主任学芸員]
NTTインターコミュニケーションセンター[ICC]の学芸員として多数のサウンド・アート/メディア・アート系の展覧会を企画しつつ、音楽批評においても先鋭的な執筆活動を行なっている畠中氏。仕事の打ち合わせでも音楽の話題で盛り上がる畠中・秋山両氏が、音楽とデザインについて語ります。インディペンデント・レーベルのデザイン史、音とその視覚化、そして「ジャケ買い」の極意とは。

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12/26
talk_08|エピローグ久世健+森大志郎+刈谷悠三+木村稔将[グラフィック・デザイナー] etc
既に、あるいは早くも美術・建築・デザインの分野で活躍中のシュトウッコOBが集まり、各自の最近作の展示・紹介を行い、シュトウッコが唱える〈分析的タイポグラフィー〉の今後を展望します。